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【初心者向け】ダイアトニックコードとは?楽器演奏が一気に楽しくなる超入門講座
「ダイアトニックコードって何ですか?」
音楽を始めたばかりの頃、私はこの言葉を見た瞬間、そっと楽譜を閉じました。
正直に言いますと、「カタカナが多い=難しい」「自分にはまだ早い」と思ってしまったのです。
しかし、実際に楽器を演奏するようになってから気づきました。
ダイアトニックコードは、初心者こそ最初に知っておくと圧倒的に楽になる考え方だということを。
この記事では、音楽理論が苦手な方、実際に楽器を演奏している初心者の方に向けて、
ダイアトニックコードとは何かを、専門用語をなるべく使わず、体験談を交えながらやさしく解説していきます。
ダイアトニックコードとは?一言で言うと「仲良しコード集」です
いきなり結論からお伝えします。
ダイアトニックコードとは、「ある音のグループの中で、自然に仲良く使えるコードの集まり」です。
……と言われても、まだピンと来ませんよね。
私も最初はまったく意味がわかりませんでした。
「コードはコードでしょ?仲良しって何?」と。
では、もっと身近な例で説明します。
音階を「家族」に例えると理解しやすくなります
音楽には「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」という並びがあります。
これは、多くの曲で使われる基本的な音の並びです。
この7つの音を、私はよく「家族」に例えて考えています。
- ドさん
- レさん
- ミさん
- ファさん
- ソさん
- ラさん
- シさん
この7人は、同じ家に住んでいる家族のようなものです。
ダイアトニックコードとは、
この家族の中だけで作った「安心して使えるコード」だと思ってください。
つまり、よそ者を呼ばずに、家族だけで話がまとまる組み合わせです。
私がダイアトニックコードを知らずに大混乱した話
ここで、私の黒歴史をひとつご紹介します。
楽器を始めたばかりの頃、私はコード表を見ながら演奏していました。
「C、G、Am、F……よし覚えた!」
調子に乗った私は、こう思ったのです。
「コードなんて、好きなのを並べれば曲になるでしょ?」
そして次の瞬間、地獄が始まりました。
・Cの次にいきなりF#
・その次にBb
・さらに謎のコード
結果どうなったかというと、
「あれ?音がケンカしてる……」
自分で弾いておいて何ですが、心がザワザワする音楽が完成しました。
このとき初めて、先生に言われたのです。
「ダイアトニックコードを意識してみようか」
ここが、私とダイアトニックコードの出会いでした。
ダイアトニックコードは「その曲のルールブック」です
ダイアトニックコードを知ってから、演奏が一気に楽になりました。
理由は単純です。
「この曲では、使っていいコードがだいたい決まっている」
というルールが見えるようになったからです。
スポーツでも、ルールを知らずにプレーすると反則だらけになりますよね。
音楽も同じです。
ダイアトニックコードは、
「この曲では、この範囲で遊びましょう」という安全な枠なのです。
ダイアトニックコードがあると何が良いのか?
初心者の方にとって、ダイアトニックコードには大きなメリットがあります。
① 音が変になりにくいです
まずこれです。
ダイアトニックコードの中だけで演奏すれば、
致命的におかしな響きになりにくいです。
私のように、よくわからないコードを足して事故る確率が激減します。
② 曲の流れが理解しやすくなります
「あ、ここは戻ってきた感じがする」
「ここは盛り上がるところだな」
こうした感覚が、少しずつわかるようになります。
③ 耳コピやアレンジが楽になります
ダイアトニックコードを知ってから、
私は耳コピで当てずっぽうに探す時間が激減しました。
「たぶん、この中のどれかだな」と目星がつくのです。
初心者は全部覚えなくて大丈夫です
ここで安心していただきたいことがあります。
最初からダイアトニックコードを全部覚える必要はありません。
私も覚えようとして、3日で挫折しました。
大切なのは、
- よく一緒に使われるコードがある
- 曲には「使いやすい組み合わせ」がある
この感覚を知ることです。
理屈よりも、「あ、本当に弾きやすい」「自然だな」と体で感じることが一番です。
ダイアトニックコードを意識する簡単な練習方法
初心者の方におすすめの練習方法をご紹介します。
① 好きな曲のコードを眺めてみる
弾かなくても大丈夫です。
「この曲、似たコードばかりだな」
「この辺、よく出てくるな」
それだけで十分です。
② 同じコード進行を何度も弾いてみる
同じ組み合わせを繰り返すことで、
耳と指が「この流れが普通」と覚えてくれます。
③ 無理に難しいコードを足さない
これは私の反省点です。
難しいコードを足すより、
シンプルなコードを気持ちよく弾く方が、音楽としてはずっと良いです。
ダイアトニックコードは「音楽の味方」です
かつての私は、ダイアトニックコードを「理論」「勉強」と思っていました。
しかし今は違います。
ダイアトニックコードは、初心者を助けてくれる心強い味方です。
「ここから外れなければ大丈夫」
「迷ったらここに戻ればいい」
そんな安心感を与えてくれます。
まとめ:ダイアトニックコードを知ると演奏が楽しくなります
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- ダイアトニックコードとは、自然に使えるコードの集まりです
- 初心者ほど知っておくと失敗しにくくなります
- 理屈より「安心して弾ける感覚」を大切にしてください
音楽は、本来とても楽しいものです。
ダイアトニックコードを知ることで、
「よくわからない不安」から解放され、演奏そのものを楽しめるようになります。
ぜひ、次に楽器を手に取るとき、
「仲良しコードたち」を意識してみてください。
きっと、今までより少し音楽が近く感じられるはずです。