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【初心者必見】演奏すると音がズレる原因とは?今日からできる簡単な解決法を徹底解説
音楽を実際に演奏し始めた初心者の方から、非常によく聞く悩みがあります。それが「なぜか音がズレる」「みんなと一緒に弾くと合わない」「自分だけ先に行ったり遅れたりする」という問題です。
私はこれまでに、ギター、ピアノ、民謡、合奏、セッションなど、さまざまな音楽に手を出してきましたが、断言できます。音がズレるのは才能の問題ではありません。むしろ、ほとんどの初心者が通る「通過儀礼」のようなものです。
この記事では、音楽初心者が演奏中に音がズレてしまう本当の原因と、その解決法を、私自身の恥ずかしい体験談を交えながら、専門用語をできるだけ使わずにわかりやすく解説します。
「自分にはリズム感がないのでは…」と落ち込んでいる方ほど、ぜひ最後まで読んでみてください。
音楽初心者が「音がズレる」と感じる瞬間とは?
まず、初心者が「ズレている」と感じる瞬間には、いくつかの典型パターンがあります。
- 一人で練習していると問題ないのに、誰かと合わせると合わない
- 歌いながら演奏すると急にグチャグチャになる
- 気づくとテンポがどんどん速くなっている
- 逆に遅れている気がして焦る
私が初めてバンド練習に参加したとき、演奏が終わったあとにドラムの人からこう言われました。
「悪くないけど、ずっと一人だけ旅に出てたよね」
その場では笑いましたが、内心はかなりショックでした。「旅って何!?」「同じ曲弾いてたはずなのに!」と頭の中はパニックです。
ですが今振り返ると、ズレていた原因はとても単純でした。
音がズレる最大の原因は「音を追いかけている」こと
初心者が音をズラしてしまう最大の原因は、今鳴っている音を聞いてから合わせようとすることです。
私も最初は、「周りの音をよく聞いて合わせることが大事なんだ」と思っていました。これは一見正しそうですが、初心者にとっては落とし穴になります。
なぜなら、人の耳と体は、聞いてから反応するまでに少し時間がかかるからです。その「少し」が積み重なると、気づかないうちにズレていきます。
たとえるなら、信号が青に変わったのを見てからアクセルを踏む車と、信号が変わる予測で動き出す車の違いです。前者は必ずワンテンポ遅れます。
私が民謡を習い始めた頃、先生にこう言われました。
「音を聞いてから出すんじゃない。次の音を知っていなさい」
この言葉の意味がわかるまで、私は半年かかりました。
原因① テンポを体で感じていない
音がズレる人の多くは、テンポを「頭」で数えています。
私も最初は、
「いち、に、さん、し……あ、次だ!」
と、脳内で必死にカウントしていました。当然、指も声も追いつきません。
テンポは考えるものではなく、感じるものです。足で軽く踏む、体を揺らす、呼吸を一定にする。こうした動きがないと、テンポは安定しません。
昔、家で練習していたとき、夢中になりすぎて体を完全に止めたまま演奏していたことがあります。録音を聞き返したら、最初と最後で別の曲かと思うほど速さが違っていました。
自分では気づかないものなのです。
原因② 指や声に意識を取られすぎている
初心者の頃は、
- 指を間違えないか
- 音程が外れていないか
- 次のフレーズを忘れていないか
こうした不安で頭がいっぱいになります。
私も演奏中、眉間にシワを寄せながら、まるで爆弾処理をするかのような顔で弾いていました。
ですが、意識が細かい作業に集中しすぎると、全体の流れが見えなくなります。その結果、テンポの流れから外れてしまいます。
音楽は「部分」より「流れ」です。この感覚をつかむと、ズレは一気に減ります。
原因③ 練習のときにズレたまま弾いている
これはかなり多い落とし穴です。
一人で練習していると、「まあ、だいたい合ってるだろう」と思ってしまいがちです。ですが、ズレたまま練習すると、そのズレが体に染みついてしまいます。
私は昔、録音もせずに練習を続けていました。本番でズレていることを指摘され、「家ではちゃんとできてるのに…」と本気で思っていました。
後日、初めて録音してみて愕然としました。
最初から最後まで、ずっとズレていたのです。
気づいていなかっただけでした。
音がズレる初心者が今日からできる解決法
解決法① 足や体を必ず動かす
まず、演奏中は必ず体を動かしてください。大きく動く必要はありません。足先で軽くリズムを取るだけで十分です。
私の場合、最初は足を動かすのが恥ずかしくて、家でも止まったまま弾いていました。しかし、あえて大げさに足踏みしながら練習すると、驚くほど安定しました。
解決法② ゆっくりすぎるくらいで練習する
初心者ほど速く弾こうとしますが、これは逆効果です。
「これ、遅すぎじゃない?」と思うくらいの速さで、一定の流れを保つ練習をしてください。
私も最初は焦って速く弾き、結果的にズレていました。ゆっくり練習するようになってから、合奏で注意される回数が激減しました。
解決法③ 録音して客観的に聞く
録音は本当におすすめです。スマホで十分です。
最初は自分の演奏を聞くのが恥ずかしいですが、ズレは耳で聞かないと修正できません。
私も最初は再生ボタンを押すたびに布団に潜りたくなりましたが、慣れると最高の練習相手になります。
音がズレるのは成長している証拠
最後に、これだけは強く伝えたいです。
音がズレていることに気づけるようになった時点で、あなたはすでに成長しています。
本当に初心者の頃は、ズレていること自体に気づきません。違和感を感じるのは、音楽が少しずつ体に入ってきている証拠です。
私も何度もズレて、注意されて、恥ずかしい思いをしました。その積み重ねが、今の自分の演奏を支えています。
焦らず、比べず、体で音楽を感じる練習を続けてください。ズレは必ず減っていきます。
この記事が、あなたの音楽生活を少しでも楽に、楽しくする助けになれば嬉しいです。