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【初心者向け楽典入門】楽典で最初に覚えることとは?楽譜が読めなかった私が笑いながら理解した話

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【初心者向け楽典入門】楽典で最初に覚えることとは?楽譜が読めなかった私が笑いながら理解した話

「楽器を始めてみたけれど、楽譜がまったく読めない」「楽典って聞くだけで頭が痛くなる」そんな悩みを抱えていませんか。これは何も特別なことではなく、私自身がまさにその状態から音楽を始めました。

この記事では、音楽を実際に演奏する初心者の方へ向けて、楽典で本当に最初に覚えるべきことにフォーカスしてお話しします。専門用語はなるべく使わず、使うとしても「日本語」に翻訳するつもりで説明します。

かつての私は、楽譜を前にすると固まるタイプの初心者でした。そんな私が「これは最初に知っておけばよかった……!」と何度も膝を叩いた内容を、体験談を交えつつ、面白おかしくお伝えします。

楽典は暗記科目ではありません。演奏するための「道具の使い方説明書」だと思ってください。それでは、いきましょう。


楽典とは何か?初心者が最初に知っておきたい考え方

まず大前提として、「楽典って何ですか?」という話からです。私が初心者の頃、「楽典」と聞いて思い浮かべたのは、分厚くて眠くなる教科書でした。実際、初めて楽典の本を開いたとき、3ページ目で舟を漕ぎました。

しかし後になって分かったのは、楽典とは音楽のルールブックだということです。ただし、テストで点を取るためのルールではありません。楽譜を見て、音を出すためのルールです。

たとえば、道路標識が分からなければ運転できないように、楽譜の基本ルールが分からなければ演奏が成り立ちません。逆に言えば、最低限のルールさえ知っていれば、細かいことは後回しで大丈夫なのです。

私は最初、この順番を間違えました。「全部理解しないと演奏しちゃダメなんだ」と思い込み、楽譜の前で動けなくなったのです。今ならはっきり言えます。最初から全部分かる人はいません。


楽典の最初に覚えること① 音の名前は「7つ」しかない

初心者がまず驚く事実があります。それは、音の名前はたった7つしかないということです。

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ。この7つです。私はこれを知ったとき、「え、音楽ってこんなにシンプルなの?」と拍子抜けしました。

当時の私は、音楽には100種類くらい音の名前があると思っていました。実際には、同じ名前の音が「高くなったり低くなったり」しているだけなのです。

これを理解していなかった頃の私は、ピアノで鍵盤を見ながら「これは何の音だ……?」と毎回悩んでいました。今思えば、ドの仲間、レの仲間、と分類するだけでよかったのです。

初心者の方にはまず、「音の名前は7つしかない」という事実を、安心材料として胸にしまってほしいです。


楽典の最初に覚えること② 楽譜は「音の高さの地図」

次に覚えてほしいのが、楽譜の見方です。五線と呼ばれる横線が5本引いてあるアレです。

初心者の頃の私は、五線を見て「ミミズが並んでいる」と本気で思っていました。どこから読めばいいのか分からず、目が泳ぎ、最終的に楽譜を裏返したこともあります。

ですが、楽譜は難しい暗号ではありません。音の高さを示す地図だと思ってください。

上に行くほど音が高く、下に行くほど音が低い。ただそれだけです。線の上か、線と線の間か、それだけで高さを表しています。

初心者のうちは、「全部の音符の名前を瞬時に言えないとダメ」と思いがちですが、そんな必要はありません。まずは「上に行くと高い」「下に行くと低い」これだけで十分です。


楽典の最初に覚えること③ リズムは「長さ」だと割り切る

リズムと聞くと、「タタタタッ!」と口で言わされるイメージがありませんか。私はありました。そして、毎回ズレて怒られました。

楽典的に言えば、リズムとは音の「長さ」です。どれくらい伸ばすのか、どこで止めるのか。それを表しているだけです。

私は最初、音符の形が違うだけでパニックになりました。「黒いのがある!白いのがある!」と、完全に不審者でした。

ですが、冷静に考えると、長い音と短い音があるだけなのです。まずはそれだけ分かればOKです。

演奏しながら自然に体で覚えていくものなので、最初から完璧に理解しようとしないでください。


楽典の最初に覚えること④ 拍子は「歩くリズム」

拍子という言葉も、初心者をビビらせる代表格です。私は「4分の4拍子」と聞いた瞬間、算数の授業を思い出して逃げたくなりました。

ですが、拍子は難しく考える必要はありません。歩くリズムだと思ってください。

ワン・ツー・ワン・ツー。これが2拍子。ワン・ツー・スリー。これが3拍子。足踏みできるなら、もう理解しています。

私はある日、楽譜を見ながら足踏みしていたら、家族に「何の儀式?」と言われました。でもそのおかげで、拍子の意味が一気に腑に落ちました。


楽典の最初に覚えること⑤ 楽譜は「全部守らなくていい」

これは教科書にはあまり書いていないですが、初心者にとってとても大切な考え方です。

楽譜は大事です。でも、最初から全部完璧に守る必要はありません。

私は初心者の頃、1音ミスしただけで演奏を止めていました。「間違えた!最初からやり直しだ!」と、何度もスタート地点に戻っていました。

ある日、経験者の方にこう言われました。「止まらないで、先に進んでいいんだよ」。この一言で、音楽が一気に楽しくなりました。

楽典は演奏を縛るためのものではなく、助けるためのものです。まずは音を出す楽しさを優先してください。


初心者が楽典でつまずかないためのコツ

最後に、私の失敗から学んだコツをお伝えします。

楽典は、後からいくらでも理解できます。最初は「なんとなく」で大丈夫です。


まとめ:楽典は怖くない、演奏の味方です

楽典の最初に覚えることは、実はとてもシンプルです。音の名前、音の高さ、音の長さ、歩くリズム。それだけです。

かつての私のように、楽典の入口で立ち尽くしている初心者の方へ。大丈夫です。あなたは間違っていません。ただ、まだ慣れていないだけです。

この記事が、「楽典って思ったより怖くないかも」と感じるきっかけになれば嬉しいです。音楽は、理解する前に楽しんでいいものです。

それでは、よい音楽ライフをお過ごしください。

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