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【初心者向け】演奏が一気に変わる!表現力をあげる練習法とコツをわかりやすく解説
「ちゃんと音は出ているのに、なんだか味気ない…」
楽器を始めたばかりの頃、私はまさにそんな状態でした。楽譜どおりに弾いているはずなのに、なぜか心に響かない。自分でも「うまいのか下手なのかわからない」という、なんともモヤっとした演奏だったのです。
この記事では、そんな初心者の方に向けて「表現力をあげる練習」にフォーカスし、できるだけわかりやすく解説していきます。専門用語はなるべく使わず、「どうすれば伝わる音になるのか?」を体験談も交えながらお伝えします。
読み終わる頃には、「あ、こういうことだったのか」と腑に落ちるはずです。
表現力とは何か?初心者がつまずくポイント
まず「表現力」と聞くと、なんだか難しそうに感じませんか?
私も最初は、「センスがある人だけができるもの」と思っていました。でも実際は違います。表現力とは、簡単に言えば「聴いている人に伝わる演奏」のことです。
たとえば、同じメロディでも
- 機械のように淡々と弾く人
- 気持ちを込めて弾く人
この2人では、聴こえ方がまったく違います。
初心者がつまずくのはここです。
「正しく弾くこと」と「伝わるように弾くこと」は別物なのです。
私は昔、先生にこう言われました。
「今のは“音の羅列”だね」
正直、そのときは「え、ちゃんと弾いてますけど!?」と心の中でツッコミました。しかし録音を聴いてみると、確かにただ音が並んでいるだけで、まったく印象に残らなかったのです。
ここから私の「表現力探しの旅」が始まりました。
初心者でもできる!表現力をあげる3つの基本練習
① 声に出して歌ってみる
いきなり楽器で表現しようとすると難しいです。なのでまずは「声」を使います。
やり方はシンプルです。
- 演奏する曲を、楽器なしで歌う
- 感情を込めて歌う(上手さは不要)
これだけです。
私はこれを初めてやったとき、家族に「どうしたの?」と心配されました。なぜなら、普段歌わないのに急に全力で歌い出したからです。
しかも途中で感情が入りすぎて、なぜかちょっと泣きそうになる始末。
でも、この練習は本当に効果があります。
歌うことで「どこを強くしたいのか」「どこを優しくしたいのか」が自然にわかるようになります。それをそのまま楽器に置き換えるだけで、演奏が一気に変わります。
② 強弱を大げさにつける
初心者の頃は、どうしても全部同じ強さで弾いてしまいがちです。
これを防ぐためにおすすめなのが、「大げさすぎるくらい強弱をつける」練習です。
- 強いところは思い切り強く
- 弱いところはささやくように
最初は「やりすぎじゃない?」と思うくらいでちょうどいいです。
私は昔、この練習をしていたら先生にこう言われました。
「やっと人間っぽくなってきたね」
それまで私はロボットだったのか…と軽くショックを受けましたが、それだけ変化があったということです。
実際、本番では少し控えめになります。だからこそ、練習では大げさにやるのがポイントです。
③ フレーズごとに区切って考える
曲は「ひとつながり」に見えて、実は小さなまとまり(文章のようなもの)でできています。
初心者はこれを無視して、最初から最後まで同じテンションで弾いてしまいがちです。
そこでおすすめなのが、
- 短いまとまりごとに区切る
- それぞれに「気持ち」をつける
という方法です。
たとえば、
- ここは明るく
- ここはちょっと切なく
- ここは元気に
という感じです。
私はこれをやったとき、曲が急に「物語」に感じられるようになりました。
それまではただの音の並びだったのに、「あ、このあと盛り上がるな」とか「ここは落ち着くな」といった流れが見えてくるのです。
やってはいけないNG練習
ここで、初心者がやりがちな失敗も紹介しておきます。
① 正確さだけを追い求める
もちろん正確さは大事です。でも、それだけに集中すると表現力は伸びません。
私は昔、メトロノームに合わせることだけに全力を注いでいました。その結果どうなったか。
完璧だけどつまらない演奏が完成しました。
先生にも「すごく正確。でも眠くなる」と言われ、複雑な気持ちになったのを覚えています。
② 小さくまとめすぎる
「間違えたくない」という気持ちが強いと、どうしても小さくまとまります。
でもそれでは伝わりません。
多少ミスしてもいいので、大きく表現する方が圧倒的に魅力的です。
実際、私は思い切って弾いたときの方が「良かったよ」と言われることが多くなりました。
表現力が伸びたと実感した瞬間
ある日、いつもどおり練習していたときのことです。
たまたま家族が近くにいて、演奏を聴いていました。そして一言。
「なんか今日、いい感じだね」
そのとき私は、特別なことをしたつもりはありませんでした。ただ、
- 歌うように弾く
- 強弱をしっかりつける
- 流れを意識する
これを意識しただけです。
でもそれが「伝わった」のです。
この経験で、「表現力は才能じゃなくて練習で伸びる」と確信しました。
初心者でも今日からできる具体的な練習メニュー
最後に、すぐ実践できる練習メニューを紹介します。
ステップ1:歌う(3分)
楽器を持たずに、感情を込めて歌います。
ステップ2:強弱だけ意識して演奏(5分)
音の正確さは一旦気にせず、強弱だけに集中します。
ステップ3:流れを意識して通し演奏(5分)
フレーズごとの流れを考えながら弾きます。
たったこれだけです。
私はこの練習を続けた結果、「なんかいいね」と言われる回数が明らかに増えました。
まとめ:表現力は“ちょっとした意識”で変わる
表現力というと難しく感じますが、やることはシンプルです。
- 歌うように考える
- 強弱をつける
- 流れを意識する
これだけで、演奏は驚くほど変わります。
昔の私は、「うまくなったら表現できる」と思っていました。でも実際は逆です。
表現しようとするから、うまくなっていくのです。
ぜひ今日から、少しだけ意識を変えてみてください。
きっと「ただ弾く」から「伝わる演奏」へと変わっていきます。
そしてその変化を、自分自身が一番楽しめるようになります。
あなたの演奏が、誰かの心に届くことを願っています。