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【初心者向け】演奏が変わる!超わかりやすい「形式論入門」|曲の構造を知るだけで上達が加速する理由
「楽譜は読めるようになってきたけど、なんだか演奏が単調…」
「曲の流れがよくわからなくて、どこを盛り上げればいいのかわからない…」
そんな悩みを感じたことはありませんか?
実はそれ、「形式論」を知らないことが原因かもしれません。
形式論と聞くと、なんだか難しそうに感じますよね。私も最初はそうでした。「また音楽の難しい話か…」と、正直ちょっと避けていました。
しかし、ある出来事をきっかけに考えがガラッと変わります。
結論から言うと、形式論を知るだけで演奏は驚くほど変わります。しかも、難しい理論を覚える必要はありません。
この記事では、演奏初心者の方に向けて、できるだけ専門用語を使わずに、わかりやすく「形式論」の考え方をお伝えします。
そして、私自身の失敗談も交えながら、「なぜ形式論が大事なのか」をリアルにお話ししていきます。
形式論とは?一言でいうと「曲の設計図」です
まず最初に、「形式論って何?」というところからいきましょう。
めちゃくちゃシンプルに言うと、
形式論=曲の流れや構造を理解すること
です。
例えば、こんなことを考えたことはありませんか?
- この曲、同じメロディが何回も出てくるな
- ここから雰囲気が変わるな
- 最後にもう一度最初のメロディに戻ってる!
これ、全部「形式」です。
つまり、曲には「起承転結」のような流れがあります。それを知るのが形式論です。
小説や映画でも、いきなりクライマックスから始まったら違和感がありますよね?音楽も同じで、「流れ」があるんです。
【体験談】全部同じテンションで吹いていた黒歴史
ここで、私の恥ずかしい話をさせてください。
楽器を始めたばかりの頃、私は「音を外さないこと」だけに必死でした。
その結果どうなったかというと…
全部同じ強さ・同じ気持ちで演奏していたんです。
先生に言われました。
「それ、ずっと同じ顔で話してるのと一緒だよ」
……え、怖。
想像してみてください。
ずっと真顔で、同じトーンで話す人。
「今日は楽しかったです。とても嬉しかったです。でも大変でした。」
いや、感情どこいったん?ってなりますよね。
私の演奏、まさにそれでした。
そこで初めて言われたのが、「形式を考えなさい」でした。
形式を知ると何が変わるのか?
では、形式を知ると何が良くなるのでしょうか?
① どこを盛り上げるかがわかる
曲には「ここが一番盛り上がる!」という場所があります。
それを知らないと、ずっと同じテンションになってしまいます。
形式を知ることで、
- ここは準備の部分
- ここで一気に盛り上がる
- 最後は落ち着いて終わる
といった流れが見えてきます。
② 同じメロディの意味がわかる
同じフレーズが繰り返されること、よくありますよね。
でも実は、同じように見えて意味が違うことが多いです。
- 1回目:紹介
- 2回目:強調
- 3回目:クライマックス
これを知らずに全部同じように演奏すると、もったいないんです。
③ 暗譜(あんぷ)が楽になる
これ、地味に大きいです。
「ここは最初のテーマ、ここは繰り返し」と理解していると、丸暗記しなくて済みます。
つまり、頭の中で整理されるんですね。
初心者でもわかる!超シンプルな3つの形式
ここでは、難しい名前は使わずに、よくあるパターンだけ紹介します。
① A→B→A(戻ってくるタイプ)
最初のメロディに戻るパターンです。
ポイントは、
最後のAは「ちょっと違うA」にすることです。
私も最初は同じように吹いていて、「戻ってきた意味がない」と言われました(笑)
成長した感じや安心感を出すと良いです。
② A→A→B(繰り返しからの変化)
同じメロディが続いてから、急に変わるパターンです。
ここで大事なのは、
2回目のAを少し変えること
完全コピーだと単調になります。
ちょっとだけ強くする、気持ちを込めるだけでも変わります。
③ A→B→C(どんどん進むタイプ)
新しい展開が続くパターンです。
この場合は、
だんだん盛り上げていくことが大切です。
最初から全力だと、後半が苦しくなります(経験談です…)
【体験談】形式を意識したら褒められた話
ある日、いつも通り練習していた曲を、「形式を意識して」吹いてみました。
- 最初は控えめに
- 真ん中でしっかり盛り上げて
- 最後は丁寧に終わる
すると先生が一言。
「急に音楽になったね」
え、今まで音楽じゃなかったの?(ショック)
でも同時に、「あ、これか」と腑に落ちました。
音を出すだけじゃなくて、「流れ」を作ることが大事なんだと。
今日からできる!形式を意識する練習法
① 同じところに印をつける
楽譜を見て、同じメロディに丸をつけてみてください。
それだけで、構造が見えてきます。
② 「ここが一番!」を決める
曲の中で一番盛り上げたい場所を決めましょう。
そこに向かってエネルギーを使うイメージです。
③ 声に出して説明してみる
「ここは最初、ここは繰り返し、ここが山場」
と、自分で説明できるようになると、理解が深まります。
形式論は難しくない!むしろ「感覚」を助けてくれる
形式論という言葉だけ聞くと、難しそうに感じますよね。
でも実際は、
「なんとなく感じていることを言葉にするだけ」
なんです。
「ここ、なんか盛り上がる気がする」
「ここ、落ち着く感じがする」
その感覚を整理してくれるのが形式論です。
まとめ|形式を知ると演奏は一気に変わる
最後にまとめます。
- 形式論は「曲の流れ」を理解すること
- 盛り上げる場所がわかるようになる
- 同じメロディの意味が理解できる
- 演奏にメリハリがつく
そして何より、
「音を出すだけの演奏」から「伝わる演奏」に変わります
私自身、形式を意識するようになってから、演奏が一気に楽しくなりました。
ただ音を並べるだけじゃなくて、「ストーリー」を作る感覚です。
最初は難しく考えなくて大丈夫です。
まずは、
「この曲、どんな流れなんだろう?」
と考えるところから始めてみてください。
それだけで、あなたの演奏は確実に変わります。
ぜひ今日の練習から試してみてくださいね。