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音楽理論なしで上手くなる方法|音楽初心者が実際に演奏して気づいたこと
「音楽を始めたいけど、理論が難しそうで不安です」
「楽譜や専門用語を見ただけで頭が痛くなります」
そんな声を、私はこれまで何度も聞いてきました。そして何を隠そう、これは昔の私自身の姿でもあります。
結論からお伝えします。
音楽は、理論を知らなくても上手くなれます。
私は音楽を始めた当初、調や和音、難しい横文字が出てくるたびにノートを閉じていました。「これは自分には向いていない世界だ」と何度も思いました。それでも、楽器を触ること自体は楽しくて、気づけば今日まで続いています。
この記事では、音楽を実際に演奏する初心者の方へ向けて、理論を学ばずに上達する考え方と練習法を、私自身の失敗談と笑えるエピソードを交えながらお伝えします。
音楽初心者が最初につまずく「理論の壁」
音楽を始めたばかりの頃、なぜか多くの人が「まず理論を理解しなければいけない」と思い込んでしまいます。私も例外ではありませんでした。
楽器屋さんで初心者向けの教本を買ったものの、最初の数ページで出てくる説明に早くも撃沈しました。「これは読む本じゃなくて、見るだけで賢くなる置物だな」と本気で思ったのを覚えています。
結果どうなったかというと、練習しない日が増えました。
なぜなら、楽器を触る前に「勉強しなきゃ」という気持ちが邪魔をしたからです。
今振り返ると、これは本当にもったいない時間でした。音楽は机の上で考えるものではなく、音を出して楽しむものだったのです。
理論なしでも上手くなる人がやっている共通点
その後、私はいろいろな人の演奏を見たり、話を聞いたりしました。すると、意外な事実に気づきました。
上手な人ほど、最初は何も考えていなかったのです。
「なんとなく真似してたらできるようになった」
「音が気持ちよかったから続けてた」
こんな言葉ばかりが返ってきました。
私も半信半疑ながら、思い切って理論書を一旦しまい込み、「とにかく音を出す」ことに集中するようにしました。すると、驚くほど気持ちが楽になったのです。
【体験談】めちゃくちゃな演奏でも続けたら変わった話
ここで、私の黒歴史を一つご紹介します。
音楽を始めたばかりの頃、私は自分の演奏をスマホで録音しました。そして再生ボタンを押した瞬間、思わずこう叫びました。
「これは音楽ではない!」
音は外れているし、リズムもヨレヨレ。家族に聞かせたら、なぜか全員が無言になりました。あの沈黙は今でも忘れられません。
普通なら心が折れる場面ですが、そのときの私はなぜか笑ってしまいました。「ここからしか伸びないな」と思えたのです。
それから毎日、上手く演奏しようとはせず、昨日より少しだけ長く音を出すことを目標にしました。すると、数週間後には自分でも「あれ、前よりマシじゃない?」と思える瞬間が増えてきました。
音楽理論なしで上達するための3つの考え方
① 正解を探さない
初心者の頃は「これで合っているのか」が気になります。しかし、最初から正解を求める必要はありません。むしろ、遠回りになります。
音楽は、音を出した瞬間に体で感じるものです。「変な音だな」と思ったら、それも立派な経験です。
② 耳を使う
楽譜や説明書よりも、自分の耳を信じてください。好きな演奏を何度も聴いて、雰囲気を真似するだけで十分です。
私もお気に入りの曲を流しながら、適当に合わせて音を出していました。今思えば、これが一番の練習でした。
③ 短時間でも毎日触る
長時間の練習より、毎日少しずつ触ることの方が大切です。私は歯磨き前の5分だけ楽器を持つ、と決めていました。
この「ついで練習」が、結果的に一番続きました。
「上手くなろう」としない方が上手くなる理由
不思議なことに、「上手くなろう」と力を入れすぎると、体も心も固まります。これは私自身が何度も経験しました。
逆に、「今日は音を出せただけでOK」と思った日は、なぜか調子が良いのです。
音楽は、努力よりもリラックスが大切だと、後になって気づきました。
初心者にこそ伝えたい一番大切なこと
音楽はテストではありません。点数も順位もありません。
「気持ちよかった」「楽しかった」
この感覚があれば、それで十分です。
理論は、必要になったときに自然と興味が湧いてきます。最初から覚えるものではありません。
まとめ|理論なしでも音楽は楽しめるし上達します
音楽初心者が上達するために、最初に必要なのは知識ではありません。
音を出す勇気と続ける気持ちだけです。
私自身、理論がわからないまま始めましたが、今では音楽が生活の一部になっています。あのとき勇気を出して「わからないまま弾く」選択をして、本当によかったと思っています。
もし今、音楽を始めようか迷っているなら、ぜひ今日、音を一つ鳴らしてみてください。その一音が、きっとあなたの世界を少し広げてくれます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。