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【リズム感ゼロでも大丈夫】音楽初心者が今日からできる超かんたん練習法入門

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【リズム感ゼロでも大丈夫】音楽初心者が今日からできる超かんたん練習法入門

「音楽を演奏してみたいけど、リズム感がまったくないんです」
これは、初心者の方から本当によく聞く言葉です。実はこれ、昔の私自身のセリフでもあります。

手拍子をすればズレる、メトロノームを流すと逆に混乱する、曲に合わせて弾いているつもりが、気づけば一人だけ別の曲……。そんな“リズム迷子”だった私でも、ある練習法を続けたことで、少しずつリズムが分かるようになりました。

この記事では、音楽を実際に演奏する初心者の方へ向けて、リズム感ゼロでもできる練習法を、体験談を交えながら分かりやすくご紹介します。


そもそも「リズム感がない」は思い込みです

いきなり結論から言いますが、「リズム感がない人」はほぼ存在しません。
なぜなら、私たちは日常生活の中ですでにリズムだらけの世界に生きているからです。

歩くときの「右・左」、階段を上るテンポ、心臓のドクドク。これ全部リズムです。
ただし音楽になると、急に頭で考えすぎてしまう。それがズレの原因でした。

私も昔、「自分は音楽向いてない人間だ」と本気で思っていました。ですが、ある日、信号待ちで無意識に足踏みしている自分を見て、「あれ?リズムあるじゃん」と気づいたのです。


リズム感ゼロだった私の黒歴史エピソード

初心者の頃、友人と簡単なセッションをしたことがあります。
私は自信満々でスタートしたのですが、10秒後に全員が演奏を止めました。

「今、どこ弾いてた?」
「え、最初からですけど?」

どうやら私は、みんなより2倍くらい速く進んでいたようです。自分ではノリノリだったのに、周りから見ると“暴走列車”。あのときの空気は、今思い出しても胃がキュッとなります。

でも、この失敗が「リズムは感覚じゃなく、練習で身につくもの」と知るきっかけになりました。


リズム感ゼロでもできるおすすめ練習法3選

① まずは「足踏み」だけでOKです

楽器を持つ前に、まず足踏みです。
音楽を流しながら、一定の速さで足を動かすだけ。

最初はズレても気にしないでください。大事なのは「止まらず続けること」。
私は歯磨き中にこれをやって、家族に不審がられましたが、効果は抜群でした。

② 声に出して数える練習

「いち、に、さん、よん」と声に出して数えるだけの練習です。
子どもっぽく感じるかもしれませんが、これが本当に効きます。

私も最初は一人で数えるのが恥ずかしくて、ペットボトル相手に練習していました。
不思議なことに、声に出すだけでズレに気づきやすくなります。

③ 超ゆっくりで演奏する

初心者がやりがちなのが、いきなり原曲の速さで弾こうとすることです。
これは、初心者あるある失敗ランキング上位です。

私も「勢いでいけるだろう」と挑戦し、毎回事故りました。
半分、いや3分の1くらいの速さで練習するだけで、リズムは驚くほど安定します。


リズム練習は「うまくやろう」としないのがコツ

リズム練習で一番大切なのは、完璧を目指さないことです。
ズレたら「あ、今ズレたな」と気づければ、それだけで前進です。

私も最初は、ズレるたびに自己嫌悪していました。でもある日、「ズレる=練習している証拠」と考え方を変えました。

すると不思議なことに、練習が楽しくなり、気づけばリズムも安定していたのです。


まとめ:リズム感は才能ではなく習慣です

リズム感は、生まれつきの才能ではありません。
毎日のちょっとした練習で、誰でも身につけられる感覚です。

かつての私のように「リズム感ゼロ」と悩んでいる方こそ、今回紹介した練習法を試してみてください。足踏み、数える、ゆっくりやる。それだけで十分です。

音楽は、正しく弾くものではなく、楽しむものです。
リズムに振り回されず、少しずつ仲良くなっていきましょう。

あなたの音楽生活が、今日から少し楽しくなることを願っています。

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