音楽を始めたばかりの頃、「音は合っているはずなのに、なぜかうまく聞こえない」「みんなと一緒に演奏するとズレる」と感じたことはありませんか?
私もまさにそのタイプで、音程ばかり気にしてリズムは完全に置き去りでした。今回はそんな私自身の黒歴史も交えながら、曲のリズム構造を理解する大切さについて、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
目次
曲のリズム構造とは?初心者でもわかる考え方
「リズム構造」と聞くと、なんだか難しそうに感じますよね。
でも安心してください。ざっくり言うと、曲の中でリズムがどう並び、どう繰り返されているかという“設計図”のようなものです。
例えば、家を建てるときに柱や壁の配置が決まっていないとグラグラしますよね。曲も同じで、リズムの土台がしっかりしていないと、演奏が不安定になります。
初心者のうちは、音符を追うだけで精一杯になりがちですが、実はその裏でリズムの流れがしっかり決まっています。
リズム構造を意識しなかった頃の痛い体験談
私が楽器を始めたばかりの頃、リズム構造なんて言葉は知りませんでした。
「とにかく速く指が動けばOK!」と思い込み、練習では必死にフレーズを詰め込んでいました。
ある日、バンド練習でドヤ顔で弾き切ったあと、ドラムの友人に一言。
「……今、どこ弾いてた?」
その瞬間、背中に冷や汗が流れました。自分では完璧に弾いたつもりでも、リズムの流れを無視していたせいで、曲の中で迷子になっていたのです。
この経験が、リズム構造を理解するきっかけでした。
曲は「まとまり」でできていると考える
曲のリズム構造を理解するコツは、細かい音ではなく、まとまりで考えることです。
例えば、
・この部分は同じリズムが何回も出てくる
・ここで一度区切りがある
・サビは同じ流れを繰り返している
こうしたポイントに気づくだけで、曲全体が一気に見渡せるようになります。
私も最初は「1音ずつ数えるマン」でしたが、まとまりを意識するようになってからは、演奏中に頭が真っ白になることが激減しました。
リズム構造を理解すると演奏が楽になる理由
リズム構造を理解すると、こんな変化が起こります。
・次に何が来るか予測できる
・ミスしてもすぐ戻れる
・他の人と合わせやすくなる
以前の私は、1回ミスするとパニックになり、そのまま崩壊していました。しかし、リズムの流れを把握してからは「次の区切りまで待てば大丈夫」と心に余裕が生まれました。
これは初心者にとって、かなり大きなメリットです。
初心者におすすめのリズム構造の捉え方
難しいことは一切不要です。以下の3つだけ意識してみてください。
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曲を聴きながら体でリズムを感じる
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同じリズムがどこで繰り返されているか探す
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区切りの場所をなんとなく覚える
私は最初、曲を聴きながらコーヒーを飲みつつ、無意識に首を振っていました。これが意外と効果抜群で、頭で考えるより体で覚えたほうが、リズム構造はスッと入ってきます。
リズム構造を理解すると音楽がもっと楽しくなる
リズム構造が見えてくると、曲が「点」ではなく「流れ」として感じられるようになります。
すると、演奏中の不安が減り、音楽そのものを楽しめるようになります。
私自身、以前は演奏=緊張でしたが、今では「次はここだな」と余裕を持って演奏できるようになりました。初心者の方こそ、早い段階でリズム構造に目を向けることをおすすめします。
まとめ:曲のリズム構造を理解することが上達への近道
曲のリズム構造を理解することは、特別な才能が必要なものではありません。
少し視点を変えるだけで、演奏は驚くほど安定します。
音を追うだけで苦しくなっている方は、ぜひ一度、曲全体のリズムの流れに耳を傾けてみてください。
きっと、「あ、そういうことか!」という瞬間がやってきます。
音楽は戦うものではなく、流れに乗るものです。
その第一歩として、リズム構造を味方につけていきましょう。