音楽を始めたばかりの頃、「リズム練習が大事なのはわかるけど、正直つらい……」と思ったことはありませんか?私はあります。というか、ありすぎました。メトロノームを鳴らした瞬間に眠くなり、気づけばテンポよりもまぶたが重くなる始末です。
そんな私でも、今では「リズムいいね」と言われることが増えました。その理由は、無意識にできるリズムトレーニングを日常に仕込んだからです。
この記事では、楽器初心者の方へ向けて、頑張らなくても自然にリズム感が育つ方法を、私の黒歴史多めの体験談と一緒にお伝えします。専門的な言葉は使わず、今日から試せる内容にしていますので、ぜひ気楽に読んでください。
目次
無意識にできるリズムトレーニングとは?
無意識にできるリズムトレーニングとは、**「練習している自覚がないのに、結果的にリズム感が良くなる行動」**のことです。
机に向かって「よし練習だ!」と構える必要はありません。むしろ、構えない方がうまくいきます。
なぜなら、初心者の頃の私は、真面目に練習しようとするほど体がガチガチになり、リズムが行方不明になるタイプだったからです。リズムは頭で考えるより、体に任せた方が育ちやすいと、後から気づきました。
歩く・揺れるだけでリズムは鍛えられる
ある日、私は音楽を聴きながら駅まで歩いていました。すると無意識に足が音楽に合わせて動いていることに気づいたのです。
「これ、練習じゃない?」と思った瞬間、なぜか得した気分になりました。
歩く、体を揺らす、首でリズムを取る。これだけで立派なリズムトレーニングです。ポイントは、音に合わせようと意識しすぎないこと。ズレても気にしません。私も最初は盛大にズレて、横断歩道で一人だけ変な動きをしていました。
生活音を使うと練習感ゼロになる
私が特におすすめしたいのが、生活音を使った方法です。
例えば、電子レンジの「ピッ」という音、洗濯機の一定の動き、包丁で野菜を切る音。これらに合わせて、心の中で数を数えるだけです。
以前、私は歯磨き中にコップを置く音でリズムを取っていたら、家族に「なんでそんなに楽しそうに歯磨きしてるの?」と言われました。
楽しそう=続けられる、これは本当に大事です。
テレビや動画を見ながらできるリズム練習
練習時間を確保できない人に朗報です。テレビや動画を見ながらでも、リズム感は鍛えられます。
コツは、話し方や効果音の間を感じることです。
私はバラエティ番組を見ながら、芸人さんのツッコミの間で手を軽く叩いていました。最初は家族に怪訝な目で見られましたが、リズム感は確実に育ちました。たぶん人としての強さも育ったと思います。
「正解」を探さないことが最大のコツ
初心者の頃の私は、「合っているかどうか」が気になりすぎて、何もできなくなっていました。でも無意識トレーニングでは、正解かどうかは気にしません。
ズレてもOK、忘れてもOK。気づいたらまたやる。それだけです。
この気楽さが、結果的にリズムを安定させてくれました。真面目すぎる人ほど、ぜひ力を抜いてください。私が保証します。
無意識トレーニングは楽器演奏にどう活きる?
こうした日常の積み重ねは、楽器を持った瞬間に効果を発揮します。
「あれ、前より止まらずに弾ける」「なんか合わせやすい」と感じる日が必ず来ます。
私自身、久しぶりに合奏したときに「今日は落ち着いてるね」と言われ、内心でガッツポーズをしました。練習した覚えはないのに、ちゃんと身についていたのです。
まとめ:頑張らない人ほどリズムは育つ
無意識にできるリズムトレーニングは、忙しい初心者の強い味方です。
特別な道具も時間も必要ありません。日常の中で音を感じ、体を動かす。それだけで十分です。
かつての私のように、リズム練習が苦手で逃げ回っている方ほど、この方法は向いています。
「練習してないのに、ちょっとうまくなった気がする」
そんな不思議で楽しい体験を、ぜひ味わってみてください。
あなたの音楽ライフが、少しでも気楽で楽しいものになることを願っています。