目次
【初心者向け】音楽を実際に演奏する人のためのメロディ入門講座|よく使われるメロディ技法をやさしく解説
音楽を聴くのは好きだけれど、いざ自分で演奏しようとすると「何をどう弾けばいいのかわからない」と感じたことはありませんか。私自身、最初にギターを手にしたときは、コードを押さえるだけで精一杯で、「メロディって何?おいしいの?」という状態でした。
この記事では、音楽を実際に演奏する初心者の方に向けて、よく使われるメロディの作り方・考え方を中心に、できるだけ難しい言葉を使わずに解説していきます。楽譜が読めなくても大丈夫です。私が過去にやらかした失敗談も交えながら、楽しく学べる内容にしています。
これから楽器を始めたい方、始めたばかりで迷子になっている方にとって、少しでもヒントになればうれしいです。
音楽初心者が最初につまずく「メロディって何?」問題
初心者の頃の私は、「メロディ」という言葉を聞くたびに、なんとなくフワッとしたイメージしか持てていませんでした。歌の部分?サビ?なんか耳に残るやつ?という感じです。
実際、メロディとは口ずさめる音の流れのことです。鼻歌で歌える部分、と言えばかなり近いです。私が最初にこれを理解したのは、風呂場で無意識に歌っていたときでした。「あ、今歌ってるこれがメロディなんだ」と、妙に感動したのを覚えています。
初心者の方は、まず「メロディ=覚えやすい音の並び」と思ってください。それだけで、ずいぶん気が楽になります。
よく使われるメロディ技法① 同じ音をくり返す
最初に紹介したいのが、「同じ音をくり返す」というシンプルな方法です。これは本当によく使われます。
私が初心者の頃、必死に音をあちこち動かそうとして、結果的に「何を弾いているのかわからない謎の音列」になったことがあります。先生に聴かせたら、「まずは同じ音を何回か弾いてみよう」と言われました。
正直、そのときは「え、それだけ?」と思いました。しかし、同じ音をリズムを変えながらくり返してみると、不思議と音楽らしく聞こえてきたのです。これは本当に衝撃でした。
同じ音を使うと、聴く人も安心しますし、演奏する側も指が迷いません。初心者の方には、まずこの方法を強くおすすめします。
よく使われるメロディ技法② 少しだけ上がる・下がる
次に大切なのが、「少しだけ音を上げる、または下げる」という考え方です。いきなり大ジャンプする必要はありません。
私がやりがちだった失敗は、「盛り上げたい!」という気持ちだけで、急にものすごく高い音に飛んでしまうことでした。結果、指は届かないし、音は裏返るし、家族に「今の悲鳴?」と聞かれる始末でした。
実は、音楽では一歩ずつ階段を上るように音を動かすだけで、十分に変化を感じさせることができます。ほんの少し上がる、少し下がる。それだけで、メロディに表情が出ます。
よく使われるメロディ技法③ リズムを変えてみる
音の高さだけがメロディではありません。リズムもとても重要です。
私の黒歴史として、同じ速さで延々と音を並べ続けたことがあります。自分では「クールで現代的」と思っていましたが、録音して聴いてみると、まるで電車の走行音のようでした。
そこで試したのが、「長く伸ばす音」と「短く切る音」を混ぜることです。たったそれだけで、急に人間らしいメロディになりました。
初心者の方は、一部の音を長くしてみるだけでも十分効果があります。
よく使われるメロディ技法④ くり返し+ちょい変え
これは個人的に一番好きな方法です。同じフレーズをくり返しつつ、最後だけ少し変えます。
私が初めて「曲っぽいもの」を作れたのも、この方法でした。同じメロディを3回くり返し、4回目だけ最後の音を変えたのです。すると友人から「それっぽいじゃん!」と言われ、調子に乗って5時間弾き続けました。
人は、同じものが出てくると安心します。でも、まったく同じだと飽きます。そのギリギリを攻めるのが、この技法です。
よく使われるメロディ技法⑤ 歌うように弾く
これは技法というより考え方ですが、とても大切です。
初心者の頃の私は、楽器を「機械」のように扱っていました。しかし、ある日、適当に鼻歌を歌ってから同じように弾いてみたところ、驚くほど自然なメロディになりました。
人間が歌えるメロディは、基本的に無理がありません。息継ぎが必要ですし、音域も限られています。それを真似するだけで、聴きやすいメロディになります。
初心者がメロディ作りで気をつけたいポイント
完璧を目指さない
私が一番時間を無駄にした原因です。「名曲を作ろう」と思った瞬間、手が止まります。まずは「変な音でもOK」くらいの気持ちで弾いてください。
録音して聴く
これも重要です。弾いている最中は良く聞こえても、あとで聴くと冷静になれます。私はこれで何度も現実を突きつけられました。
短いフレーズでOK
最初から長いメロディは不要です。2~3音でも立派なスタートです。
メロディは「技術」より「慣れ」が大事
ここまで読んでいただいて、「意外とシンプルだな」と思った方も多いかもしれません。その感覚は正しいです。
メロディは、難しい理論よりも、たくさん触って慣れることが何より大切です。私も最初は失敗だらけでしたが、今では失敗を「ネタ」にできるくらい楽しめています。
ぜひ、今回紹介したメロディ技法を、気軽に試してみてください。うまくいかなくても大丈夫です。その音も、あなたにとって大切な一歩です。
音楽は、正解が一つではありません。だからこそ、演奏する楽しさがあります。あなたの音が、あなたらしいメロディになりますように。