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【初心者向け】和声分析の基礎をやさしく解説|演奏が急に分かりやすくなる音楽入門講座

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【初心者向け】和声分析の基礎をやさしく解説|演奏が急に分かりやすくなる音楽入門講座

「和声分析」と聞いて、なんだか難しそうだな…と感じたことはありませんか。
正直に言うと、私自身がそうでした。

音楽を始めたばかりの頃、楽譜の横に書いてあるアルファベットやローマ数字を見て、
「これは暗号か何かかな?」と思ったのを今でも覚えています。

ですが、実際に演奏する立場から見た和声分析は、決して頭の良い人だけの学問ではありません
むしろ、初心者こそ知っておくと演奏がグッと楽になる、とても実用的な考え方なのです。

この記事では、音楽を実際に演奏する初心者の方に向けて、
和声分析の基礎をできるだけ専門用語を使わず
私自身の失敗談や笑える体験談を交えながら、やさしく解説していきます。


和声分析とは?初心者向けに超シンプルに説明します

まず、「和声分析」とは何かを一言で言うと、
「今鳴っている音の集まりが、どんな役割をしているかを考えること」です。

……と言われても、まだ分かりにくいですよね。

では、こんな例え話をします。

音楽を「会話」だと考えてみてください。
一つ一つの音は「言葉」、音の集まりは「文章」です。

和声分析とは、
「この文章は、話の始まりなのか」
「盛り上がっているところなのか」
「話を終わらせようとしているのか」
を読み取る作業だと思ってください。

つまり、音楽の流れや気持ちの動きを理解するための道具なのです。


和声分析を知らなかった頃の私の黒歴史

ここで、私自身のちょっと恥ずかしい体験談をお話しします。

楽器を始めてしばらく経った頃、私は「音は合っているのに、なぜか下手に聞こえる」という悩みを抱えていました。

テンポも合っている。
音程も大きく外していない。
なのに、演奏すると先生が微妙な顔をするのです。

ある日、思い切って聞きました。
「先生、どこがダメなんでしょうか?」

返ってきた答えが、これでした。

「和声の流れを無視してるね」

……はい、出ました。意味が分からない言葉ランキング堂々の一位です。

当時の私は、
「和声?流れ?川か何かですか?」
というレベルでした。

ですが、この一言が、私と和声分析の長い付き合いの始まりだったのです。


和声分析は「正解を当てる作業」ではありません

初心者の方がよく誤解しがちなのですが、
和声分析はテストのように「正解」を当てるものではありません。

私も最初は、
「これをドミナントと書かないと怒られるのでは?」
「間違えたら恥ずかしいのでは?」
と、ビクビクしていました。

ですが実際は、音楽の流れを自分なりに理解するための補助線のようなものです。

極端に言えば、
「あ、ここは落ち着くところだな」
「ここは緊張してるな」
「そろそろ終わりそうだな」
と感じられれば、それは立派な和声分析なのです。


初心者が最初に見るべきポイントは「始まり・途中・終わり」

和声分析を始めると、いきなり細かい分類をしたくなります。

ですが、初心者のうちはそれをやると、私のように頭が爆発します。

まずは、次の3つだけを意識してみてください。

これだけです。

私がこれを意識し始めたとき、演奏が一気に変わりました。

それまでは、全ての音を同じテンションで吹いたり弾いたりしていたのですが、
「ここは始まりだから落ち着いて」
「ここは盛り上がるからエネルギー多めで」
「ここは終わりだから丁寧に」
と考えられるようになったのです。


和声分析ができると演奏が楽になる理由

和声分析の最大のメリットは、暗記が減ることです。

以前の私は、曲を覚えるときに、
「ここはこの音、その次はこの音」
と、ひたすら丸暗記していました。

当然、ちょっと飛ぶと崩壊します。

ですが、和声の流れを意識すると、
「この流れなら、次はこう来そうだな」
と予測できるようになります。

これ、実際にやってみると感動します。

私は初めてこれを体験したとき、
「え、これズルじゃない?」
と思いました。

でも、ズルではありません。
音楽を理解しているだけなのです。


私がやらかした和声分析あるある失敗談

和声分析を覚え始めた頃、私は一つの病気にかかりました。

「全部分析しないと弾けない病」です。

楽譜を見るたびに、
「ここは何?」
「ここはどう説明する?」
と止まりまくり、練習が全然進まなくなりました。

その結果、先生から一言。

「考えすぎ。音楽が止まってる」

和声分析は、演奏を助けるためのものです。
分析のために演奏が止まってしまっては、本末転倒なのです。

この失敗から学んだのは、
「分かる範囲で使えばいい」
ということでした。


初心者におすすめの和声分析の練習方法

ここで、私が実際に効果を感じた練習方法をご紹介します。

それは、楽譜を見ながら「気持ち」を言葉にすることです。

例えば、
「ここは安心する」
「ここはドキドキする」
「ここは終わった感じ」
と、子どもみたいな言葉でOKです。

最初はこれで十分です。

私も最初は、ノートに
「ここ:平和」
「ここ:不安」
「ここ:解決」
と書いていました。

今思うと恥ずかしいですが、確実に演奏は良くなりました。


和声分析は「音楽を味わう力」を育ててくれる

和声分析を学んで一番変わったのは、
音楽の聴き方でした。

ただ音を追うのではなく、
「今、どういう流れなのか」
「どこに向かっているのか」
を感じられるようになったのです。

これは、演奏だけでなく、聴く楽しさも何倍にもしてくれました。


まとめ|和声分析は初心者の味方です

和声分析と聞くと、どうしても難しく感じてしまいます。

ですが実際は、
音楽を分かりやすくしてくれる優しい考え方です。

完璧に理解する必要はありません。
少しずつ、演奏の中で使っていけば大丈夫です。

かつての私のように、
「和声分析?無理無理」
と思っている初心者の方にこそ、
ぜひ一歩踏み出してみてほしいと思います。

きっと、音楽が今よりもっと面白くなりますよ。

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