【音楽初心者向け】4拍子ってなに?世界で一番多い拍子をやさしく解説|演奏がグッと楽になる入門講座

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【音楽初心者向け】4拍子ってなに?世界で一番多い拍子をやさしく解説|演奏がグッと楽になる入門講座

楽器を始めたばかりの頃、「4拍子」という言葉を何度も耳にしませんか?楽譜を見れば当たり前のように書いてあるのに、「正直よくわからないまま弾いている…」という方も多いはずです。この記事では、音楽初心者がつまずきやすい4拍子について、専門用語をなるべく使わず、体験談を交えながらわかりやすく解説します。

4拍子ってなに?まずは超シンプルに理解しよう

4拍子とは、「1・2・3・4」という数をくり返し数えながら進む音楽のことです。難しく考えなくて大丈夫です。
歩くときの「右・左・右・左」や、行進のリズムを思い出してください。実はあれも4拍子ととても相性がいいんです。

音楽の中では、この「1・2・3・4」が1セットになって、ずーっと続いていきます。ほとんどのポップス、ロック、童謡、アニメソングまで、びっくりするほど多くの曲が4拍子でできています。

世界で一番多い拍子が4拍子な理由

なぜ4拍子が世界で一番多いのでしょうか?理由はとても単純です。人の体の動きに合いやすいからです。

手拍子をするとき、自然に「パン・パン・パン・パン」と4回で区切りたくなりませんか?これは人間の感覚として、4つでひとまとまりにすると安心するからだそうです。

だからダンス音楽も、カラオケで盛り上がる曲も、気づけば4拍子。演奏する側にとっても、聴く側にとっても、いちばん馴染みやすい拍子なのです。

初心者の頃の私と4拍子の苦い思い出

ここで少し、私自身の体験談をお話しします。楽器を始めたばかりの頃、先生に「4拍子だからね」と言われても、「はい!」と元気よく返事しつつ、内心は「4ってなんだっけ…」という状態でした。

ある日、みんなで合奏をしたときのことです。私はなぜか途中で迷子になり、周りとズレて演奏してしまいました。終わったあと先生に言われた一言が忘れられません。

「拍子を数えずに、気分で弾いてるでしょ?」

図星でした。家では音程ばかり気にして、リズムを数える練習を全くしていなかったのです。その日から、「1・2・3・4」を声に出して数えることを徹底しました。

4拍子は「1」がいちばん大事

4拍子を理解するうえで、いちばん大切なのは「1」です。「1」はスタート地点であり、リズムの柱です。

私が初心者の方に必ずおすすめするのは、
「1」をちょっと強めに意識することです。

「1(トン)・2(ト)・3(ト)・4(ト)」のように、「1」だけ少し目立たせると、リズムが一気に安定します。これができるようになると、「あ、今ここだ」と迷わなくなります。

4拍子を体で覚える簡単な練習方法

頭で理解しようとすると難しいので、体を使いましょう。

  • 歩きながら「1・2・3・4」と数える
  • 手拍子で4回叩いたら止まる
  • 好きな曲に合わせて膝をトントンする

私自身、歯磨きをしながら膝で4拍子を取る、という謎の練習をしていました。家族に不思議な目で見られましたが、効果は抜群でした。

4拍子がわかると演奏が楽しくなる理由

4拍子が自然にわかるようになると、演奏中の余裕がまったく違います。次に何が来るか予想できるので、ミスをしても立て直しやすくなります。

何より、「音楽に乗っている感じ」が出てきます。これは初心者から一歩抜け出す大きなポイントです。

まとめ|4拍子は音楽の基本中の基本

4拍子は、世界でいちばん使われている、とても身近な拍子です。
難しい理屈は後回しで大丈夫です。

「1・2・3・4」を感じながら音を出す
まずはそれだけでOKです。

私自身、4拍子がわかるようになってから、演奏が何倍も楽しくなりました。これから楽器を続けていく中で、必ずあなたの味方になってくれるはずです。

ぜひ今日から、歩きながら、手拍子しながら、4拍子を体にしみ込ませてみてください。

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