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【初心者向け】民謡メロディの共通点とは?演奏が楽しくなる音楽入門講座
音楽をこれから実際に演奏してみたい初心者の方に向けて、今回は民謡メロディの共通点にフォーカスした入門講座を書いていきます。
「楽譜が読めない」「音楽理論がわからない」「そもそも何をどう聴けばいいのかわからない」そんな状態だった過去の自分に向けて書くつもりで、できるだけやさしく、専門用語を避けてお話しします。
この記事を読み終わるころには、「あ、民謡ってそういう仕組みだったのか」「だから弾いていて気持ちいいんだ」と腑に落ちるはずです。
演奏が少し楽しくなるきっかけになればうれしいです。
民謡メロディとは?初心者が最初に知っておきたいこと
民謡と聞くと、「渋い」「昔の歌」「お年寄りが歌うもの」というイメージを持つ方も多いかもしれません。正直に言うと、私自身も最初はそうでした。
学生のころ、音楽サークルで楽器を始めた私は、ポップスやロックばかりに目が向いていて、民謡なんて一度もまともに聴いたことがありませんでした。
ところがある日、なぜか先輩に「民謡を耳コピしてみろ」と言われたのです。
「いやいや、そんなの無理ですよ」と内心思いながらも、仕方なく音源を再生しました。すると驚いたことに、思ったよりもメロディがシンプルで、口ずさみやすかったのです。
ここでまず知っておいてほしいのは、民謡メロディは「難しくする必要がなかった音楽」だということです。
楽譜もない時代、みんなが一緒に歌い、覚え、受け継ぐために生まれた音楽だからこそ、共通する特徴がはっきりしています。
民謡メロディの共通点① 音の数が少なく覚えやすい
民謡メロディの最大の共通点は、使われている音の数が少ないということです。
初めて民謡を楽器でなぞったとき、私は指を何度も数えました。
「え、これだけ?」と拍子抜けしたのを覚えています。
ポップスの曲だと、あっちこっちに音が飛んで、初心者は指が迷子になりますよね。
ところが民謡は、限られた音の中でメロディがぐるぐる回るように作られています。
これは、歌いながら仕事をしたり、みんなで一緒に歌ったりするためです。
覚えにくい音楽は、生活の中で残りません。
実際、私が初めて最後まで弾けた曲は、最新ヒット曲ではなく、なぜか民謡でした。
「自分、才能あるかも?」と勘違いしたのは良い思い出です。
民謡メロディの共通点② 上がって下がる流れがはっきりしている
民謡メロディをよく聴くと、音が上がって、そして下がるという流れがとても分かりやすいです。
私はこれに気づくまで、メロディを「一音ずつ必死に追いかけるもの」だと思っていました。
ところが民謡を弾いていると、「あ、次は上に行くな」「そろそろ下がるな」と自然に予想できるのです。
ある日、適当に鼻歌で民謡っぽいフレーズを歌ってみたところ、驚くほどそれらしくなりました。
家族には「それ何の曲?」と聞かれ、適当に作ったと言えずに黙ってしまいました。
この「上がって下がる」流れは、人が息を吸って吐く感覚に近く、とても自然です。
だから初心者でも体で理解しやすく、演奏していて疲れにくいのです。
民謡メロディの共通点③ 同じ形が何度も出てくる
民謡には、同じようなメロディの形が何度も繰り返されるという特徴があります。
初めて楽器で民謡を弾いたとき、私は途中で楽譜を見るのをやめました。
「さっきと同じだな」「ここも似ているな」と、指が勝手に動いたからです。
これは、覚えやすさを最優先して作られている証拠です。
一度覚えた形を、少しだけ変えて何度も使う。これが民謡メロディの基本です。
初心者にとって、これは本当にありがたい仕組みです。
「全部新しいことを覚えなきゃ」と思わなくていいだけで、気持ちがずいぶん楽になります。
民謡メロディの共通点④ 歌う言葉とぴったりくっついている
民謡のメロディは、言葉と切り離せません。
言葉のリズムにそのまま音が乗っているのが大きな特徴です。
私は一度、歌詞を声に出して読んでから楽器を弾いてみました。
すると、不思議なほどメロディが自然に出てきたのです。
これに気づいてから、「歌えるメロディは弾ける」という感覚がわかるようになりました。
初心者の方には、ぜひ一度、楽器を持たずに歌ってみることをおすすめします。
初心者が民謡メロディを練習するメリット
民謡メロディを練習することで、初心者には多くのメリットがあります。
- 少ない音でメロディの流れを感じられる
- 上がる・下がる感覚が身につく
- 覚える負担が少ない
- 歌と演奏が結びつく
私自身、民謡を練習したおかげで、他のジャンルの曲も理解しやすくなりました。
遠回りに見えて、実は近道だったと今では思います。
まとめ:民謡メロディは初心者の最高の教科書です
民謡メロディには、初心者が音楽を演奏するために必要な要素が、無理なく詰まっています。
派手さはないかもしれませんが、その分、音楽の「気持ちよさ」や「流れ」を体で覚えられます。
私がもし過去に戻れるなら、もっと早く民謡に触れておけと言いたいです。
ぜひ、楽器を手に取ったら、難しい曲に挑戦する前に、民謡メロディをなぞってみてください。
きっと「音楽ってこういうことか」と、肩の力が抜けるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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