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【初心者向け】リズムが良い人・悪い人の違いとは?演奏がグッと上達する考え方をやさしく解説
「あの人、なんだかリズムが良いよね」「自分はリズム感が悪いから音楽は向いていないかも…」
音楽を始めたばかりの頃、こんなふうに感じたことはありませんか?
私自身も、楽器を始めたばかりの頃は「リズムが良い人」と「リズムが悪い人」の違いがまったく分かりませんでした。そして残念ながら、当時の私は完全に“リズムが悪い側”の人間でした。
この記事では、音楽を実際に演奏する初心者の方に向けて、リズムが良い人・悪い人の違いをテーマに、筆者自身の失敗談を交えながら、できるだけ分かりやすく解説していきます。専門用語はほとんど使いませんので、安心して読み進めてください。
リズムが良い人・悪い人は生まれつき決まっている?
結論から言うと、生まれつきリズムが良い・悪いはほとんど関係ありません。
これは、リズムが悪い代表選手だった私が断言します。
楽器を始めた頃の私は、「リズム感は才能」「できない人は一生できない」と本気で思っていました。なぜなら、練習しても練習しても、周りの人とズレるからです。
手拍子をすると、なぜか最後だけ早くなる。曲に合わせて体を揺らすと、途中で迷子になる。友人からは「今、どこ叩いてた?」と笑われる始末でした。
しかし、ある時気づいたのです。リズムが良い人たちは、特別な才能を持っているのではなく、考え方と習慣が違うだけだということに。
違い① リズムが良い人は「頭で数えすぎていない」
リズムが悪い頃の私は、演奏中ずっと頭の中が大忙しでした。
「いち、に、さん、し…あれ?次どこ?え、今ズレてる?」
こんな感じで、演奏よりもカウントに必死だったのです。
一方、リズムが良い人を観察すると、不思議なことにあまり数えていません。体が自然に動いているように見えるのです。
これは、リズムが良い人が「リズムを考えるもの」ではなく、「感じるもの」として捉えているからです。頭で管理しようとすると、どうしても遅れたり早まったりしやすくなります。
私も最初は信じられませんでしたが、「数えない練習」を意識するようになってから、少しずつズレが減っていきました。
違い② リズムが悪い人ほど「音だけ」に集中している
これも過去の自分に強く言いたいポイントです。
リズムが悪い頃の私は、「正しい音を出すこと」だけに集中していました。指の形、叩く位置、ミスしないこと。頭の中はチェックリストだらけです。
その結果どうなるかというと、リズムを感じる余裕がなくなります。
一方、リズムが良い人は、音だけでなく、体の動きや呼吸、空気の流れまで含めて演奏しています。少し大げさに言うと、全身で音楽をやっている感じです。
私が転機を迎えたのは、先生から「間違えてもいいから体を揺らしてみよう」と言われた時でした。恐る恐る体を動かしてみると、なぜかリズムが安定したのです。
違い③ リズムが良い人は「失敗を怖がらない」
初心者の頃、私はリズムがズレるのが怖くて、音を小さく出していました。「間違えたと思われたくない」という気持ちが強かったのです。
しかし、リズムが良い人は違います。多少ズレても、止まりません。流れを止めないことを優先します。
音楽は止まった瞬間に一気に崩れます。多少のズレは、続けていれば自然に戻れることも多いのです。
私も「間違えてもいいから止まらない」と決めてから、リズムに対する苦手意識がかなり減りました。
リズムが悪いと感じている人へ伝えたいこと
ここまで読んで、「全部自分に当てはまる…」と感じた方もいるかもしれません。それ、大丈夫です。私もまったく同じでした。
リズムが悪いと感じる原因は、才能不足ではなく、リズムとの付き合い方を知らないだけです。
・頭で考えすぎない
・音だけに集中しすぎない
・失敗を怖がらない
この3つを意識するだけでも、演奏は驚くほど変わります。
まとめ:リズムは「練習」よりも「意識」で変わる
リズムが良い人・悪い人の違いは、実はとてもシンプルです。
リズムが良い人は、リズムを「管理」していません。リズムが悪い人は、リズムを「コントロール」しようとしすぎています。
かつての私は、リズムを追いかけ回して、完全に振り回されていました。しかし、リズムに身を任せる感覚を少しずつ身につけたことで、音楽が一気に楽しくなりました。
もし今、「自分はリズムが悪い」と悩んでいるなら、それはスタートラインに立った証拠です。これからいくらでも変わります。
この記事が、あなたの音楽ライフを少しでも気楽で楽しいものにするきっかけになれば幸いです。

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