【初心者向け】テンポ変化の仕組みとは?演奏が走る・もたる原因と安定させるコツを徹底解説

音楽を実際に演奏し始めると、必ずぶつかる壁があります。それが**「テンポが変わってしまう問題」**です。
最初はメトロノーム通りだったはずなのに、気づけば速くなっていたり、逆に遅くなっていたり。「あれ?さっきと同じ曲だよね?」と自分にツッコミを入れた経験がある方も多いのではないでしょうか。

本記事では、音楽初心者が知っておきたいテンポ変化の仕組みについて、できるだけ難しい言葉を使わずに解説します。さらに、筆者自身が実際にやらかしてきた失敗談を交えながら、テンポを安定させるための考え方と練習のヒントをお伝えします。


目次

テンポ変化とは?初心者が勘違いしやすいポイント

まず、テンポ変化とは簡単に言うと曲の速さが途中で変わってしまうことです。
楽譜に特別な指示がなくても、演奏している人の感覚によって自然と起こります。

初心者の頃の私は、「テンポが変わる=ミス」だと思っていました。しかし実際には、人が演奏する以上、少しのズレは誰にでも起こるものです。問題なのは、その仕組みを知らずに「気合」や「集中力」だけでどうにかしようとすることでした。


なぜテンポは速くなったり遅くなったりするのか

フレーズが簡単になるとテンポは速くなる

これは私が最初に盛大にやらかしたポイントです。
ある日、ライブで「ここは簡単だから大丈夫」と思った瞬間、曲が原曲の1.2倍速になりました。終演後、メンバーから「途中から別の曲かと思った」と言われたのは今でも忘れられません。

人は余裕が出ると無意識に先へ進みたくなるため、テンポが速くなりがちです。

難しい部分でテンポは遅くなる

逆に、指がもつれそうな場所や、リズムが複雑な部分では、体がブレーキをかけます。
私はこれを「心の安全運転」と呼んでいます。事故らないように慎重になる結果、テンポが落ちるのです。


感情がテンポに与える意外な影響

テンポは、実は感情にとても左右されます

・緊張すると速くなる
・不安になると遅くなる
・ノってくると速くなる
・疲れると遅くなる

筆者は本番で緊張しすぎて、曲のイントロが終わる前にサビに突入したことがあります。自分では「いつも通り」のつもりなのに、録音を聴くとまるで別人でした。


メトロノームがあるのにテンポが崩れる理由

「メトロノームを使っているのに安定しません」という相談もよく聞きます。
実はこれ、音を聴くだけで合わせようとしているのが原因です。

テンポは耳だけでなく、体全体で感じるものです。
頭で「カチ、カチ」と数えているだけでは、演奏中に置いていかれてしまいます。


テンポ変化を防ぐための初心者向けコツ

足や体を使ってテンポを感じる

私は一時期、家で練習する際に足踏みをしすぎて、階下の住人に怒られたことがあります。しかしそのおかげで、テンポが体に染み込みました。

小さく体を揺らすだけでも効果があります。

ゆっくりなテンポで練習する

速いテンポはごまかせますが、遅いテンポはごまかせません。
ゆっくり練習すると、自分がどこで走るのか、どこでもたつくのかがよくわかります。


テンポ変化は悪者ではない

ここまで読むと、「テンポ変化=ダメ」と思うかもしれません。しかし実際には、自然なテンポの揺れが音楽を人間らしくすることもあります。

大切なのは、自分が意図しているかどうかです。
無意識に崩れるのと、表現として動かすのでは、まったく意味が違います。


まとめ:テンポ変化の仕組みを知れば演奏は安定する

テンポ変化は、初心者だけの悩みではありません。
むしろ、誰もが通る成長の途中です。

・簡単な部分で速くなる
・難しい部分で遅くなる
・感情がテンポを動かす

この仕組みを知るだけで、「なぜズレるのか」が見えるようになります。
焦らず、体でテンポを感じながら、少しずつ安定した演奏を目指していきましょう。

テンポが安定してきたとき、音楽は一気に楽しくなりますよ。

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