【初心者向け】コードの響きを聞き分ける練習方法|耳が育つと演奏が楽しくなる音楽入門講座

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【初心者向け】コードの響きを聞き分ける練習方法|耳が育つと演奏が楽しくなる音楽入門講座

音楽を実際に演奏し始めたばかりの初心者の方から、よくこんな声を聞きます。

「コードって何となく弾いているけど、正直どれも同じに聞こえる」
「楽譜を見ないと不安で、耳で判断できない」

実はこれ、過去の私自身がまったく同じことで悩んでいたので、胸が痛いほどよくわかります。今回は「コードの響きを聞き分ける練習」にフォーカスして、音楽初心者の方が無理なく耳を育てていくための入門講座を書いていきます。

専門用語はなるべく使わず、体験談を交えながら、ブログ記事としてそのまま使える形でお届けします。


コードの響きを聞き分ける力は「才能」ではありません

まず最初にお伝えしたいことがあります。それは、コードの響きを聞き分ける力は生まれつきの才能ではないということです。

私は昔、「あの人は耳がいいからできるんだ」と本気で思っていました。自分には無理だ、と。

なぜそう思ったかというと、ある日スタジオで友人がこう言ったからです。

「あ、今のちょっと暗い感じのコードだよね」

私は内心、「え?暗い?今までと何が違うの?」と完全に置いていかれました。そのときの私は、コードは「押さえる形」でしか理解しておらず、音として聞いていなかったのです。

しかし後になって気づきました。聞き分けられる人たちは、最初からできたわけではなく、聞く練習を積み重ねてきただけなのです。


初心者がコードの響きを聞き分けられない理由

初心者の方がコードの響きを聞き分けられないのには、はっきりした理由があります。

① 音を「作業」として弾いている

初心者の頃の私は、楽譜を追うのに必死でした。指が迷子にならないようにするだけで精一杯で、音を味わう余裕なんてゼロです。

例えるなら、料理をしながら味見を一切しない状態です。完成してから「どうだった?」と聞かれても、そりゃわかりませんよね。

② 一音一音ではなく「かたまり」として聞いていない

コードは複数の音が重なったものです。しかし初心者の頃は、どれも「ジャーン」という同じ効果音にしか聞こえません。

私も昔、ピアノでコードを弾いたとき、すべてが「ドン」「ジャーン」「ボーン」にしか聞こえていませんでした。


【体験談】コードの違いが全くわからなかった私の黒歴史

ここで、少し恥ずかしい体験談をお話しします。

音楽を始めて半年ほど経った頃、私は調子に乗ってこう言いました。

「最近、コード進行ってやつがちょっとわかってきた気がするんですよね」

すると先輩がニヤッと笑い、こう言いました。

「じゃあ今弾いたコード、明るい?暗い?」

私は固まりました。心の中では、
「え、明るいとか暗いとか、そんな選択肢あった?」
とパニックです。

結局、勘で「明るい…ですかね?」と言ったら、

「いや、めちゃくちゃ暗いやつだよ」

と即答され、その場の空気が一瞬凍りました。

帰り道、私は一人で反省しました。
「俺、音楽やってるつもりで、全然聞いてなかったな…」

この出来事が、コードの響きをちゃんと聞く練習を始めるきっかけになりました。


初心者におすすめのコードの響きを聞き分ける練習法

ここからは、実際に私が効果を感じた練習方法をご紹介します。

① まずは「気分」で判断してOK

初心者の方にありがちな間違いが、「正解を当てよう」とすることです。

最初はそれでいいんです。

・なんか明るい
・ちょっと寂しい
・落ち着く
・ソワソワする

こんな感覚で十分です。私も最初は「このコード、雨の日っぽいな」など、かなり適当な言葉で表現していました。

でもそれでいいのです。音楽は感覚の世界です。

② 同じコードを何度も鳴らす

コードを聞き分けるには、比較が大切です。

同じコードを何度も弾いてみてください。

「あ、この感じ、さっきと同じだな」

これが第一歩です。私はこれをやらずに、次々違うコードを弾いて混乱していました。

③ 2つだけ比べる

一気にたくさん覚えようとしないでください。

例えば、2種類だけ。

「こっちは明るい」
「こっちは暗い」

これだけでOKです。私は最初、欲張って5種類くらい一気に聞こうとして、全部同じに聞こえて投げ出しました。


コードの響きを聞き分けると演奏がどう変わるのか

コードの響きが少しずつわかるようになると、演奏に変化が出てきます。

① ミスしても立て直せる

以前の私は、指を間違えた瞬間に演奏が止まりました。しかし耳が育つと、

「あ、なんか違う」

とすぐ気づけます。これは本当に大きな成長でした。

② 音楽が「作業」から「会話」になる

コードの響きを聞けるようになると、音楽がただの作業ではなくなります。

「今、いいこと言ったな」
「ここ、ちょっと言い過ぎたな」

そんなふうに、音と会話している感覚が生まれます。


【体験談】初めてコードの違いがわかった瞬間

ある日、いつものように練習していたときのことです。

何気なくコードを弾いた瞬間、ふとこう思いました。

「あれ、さっきより明るい」

その瞬間、鳥肌が立ちました。

「今、聞こえた…!」

誰に言われたわけでもなく、自分の耳で感じ取れたのです。その日は一日中ニヤニヤしていました。

今でもあの瞬間の感覚は忘れられません。


初心者が焦らず続けるための心構え

最後に、大切な心構えをお伝えします。

① 比べるのは「昨日の自分」だけ

上手な人と比べると、必ず落ち込みます。私も何度もやりました。

でも、昨日より「ちょっと聞けた」なら、それは立派な成長です。

② 毎日5分で十分

長時間やる必要はありません。むしろ疲れます。

私はトイレの前に5分だけコードを鳴らす、という謎ルールを作って続けていました。


まとめ|コードの響きを聞き分ける練習は音楽を何倍も楽しくする

コードの響きを聞き分ける力は、音楽を演奏する上でとても大切です。

しかし、それは一朝一夕で身につくものではありません。

・気分で感じる
・少しずつ比べる
・自分のペースで続ける

これだけで、確実に耳は育っていきます。

かつて、コードの違いがまったくわからずに凹んでいた私でも、ここまで来られました。

この記事を読んでくださったあなたも、きっと大丈夫です。

音楽が「わからないもの」から「楽しいもの」に変わる瞬間を、ぜひ味わってください。

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