遅い曲のほうが実は難しい?初心者がつまずく本当の理由と克服法

音楽を始めたばかりの頃、多くの人がこう思います。
「テンポが遅い曲=簡単そう」
私もまったく同じ考えでした。ところが実際に演奏してみると、なぜか遅い曲のほうがボロボロになる。今回は、音楽初心者が必ず一度はぶつかる「遅い曲が難しい理由」について、私自身の失敗談を交えながら、わかりやすく解説していきます。


目次

遅い曲はごまかしが一切きかない

初心者の頃、私は速い曲を弾いて「お、意外といけるじゃん」と調子に乗っていました。
ところが、ゆったりしたバラードを演奏した瞬間、空気が凍りました。

音と音の間が長い分、一つひとつの音が丸裸になります。
速い曲なら多少ズレても勢いで流れていきますが、遅い曲では「今、ミスしましたよね?」と聴いている人に親切に教えてしまうのです。


間が怖くなって先走ってしまう

遅い曲で一番やってしまう失敗、それは待てないことです。
私の場合、音が来るまでの時間が不安すぎて、つい早めに音を出してしまいました。

頭の中では
「まだかな…?そろそろかな…?今だ!」
結果、見事にフライング。
遅い曲ほど、沈黙に耐える勇気が必要だと、このとき初めて知りました。


テンポを感じ続けるのが意外と大変

速い曲は、リズムが勝手に背中を押してくれます。
一方で遅い曲は、自分の中でテンポを保ち続けなければいけません

私は何度も、
「さっきまで合ってたのに、いつの間にか遅くなってる…」
という現象に悩まされました。
遅い曲は、体の中で静かにカウントを刻み続ける集中力が求められるのです。


気持ちが先に走ると演奏が崩れる

遅い曲は感情を込めやすい反面、気持ちが演奏を引っ張りすぎる危険があります。
私も「ここは感動的に!」と思った瞬間、テンポがぐにゃっと曲がりました。

初心者のうちは、
「感情を出す=自由に弾く」
ではありません。
まずは一定の流れを守ることが、結果的に感情表現にもつながります。


遅い曲が難しいのは下手だからではない

ここで一番伝えたいのは、
遅い曲が難しいと感じるのは、むしろ正常だということです。

私も最初は
「自分にはセンスがないのかも…」
と落ち込みましたが、先生に言われました。

「遅い曲がちゃんと難しく感じてるなら、耳は育ってますよ」

この一言で救われました。


初心者が遅い曲を克服するためのコツ

最後に、私が実際に効果を感じたポイントをまとめます。

  • 音の間を怖がらず、しっかり待つ

  • 小さく体でリズムを感じ続ける

  • 最初は感情より安定を優先する

  • 遅い曲こそ練習曲だと思う

遅い曲は、演奏の基礎がすべて詰まった存在です。


まとめ:遅い曲は成長の近道

遅い曲が難しいと感じたら、それは上達への入り口です。
私自身、遅い曲と向き合ったことで、リズム感も集中力も大きく変わりました。

もし今、
「遅い曲が苦手だな」
と思っているなら、ぜひ安心してください。
それはあなたが、ちゃんと音楽と向き合えている証拠です。

焦らず、ゆっくり。
遅い曲と一緒に、演奏も一歩ずつ進んでいきましょう。

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