楽器を始めてしばらくすると、こんな悩みにぶつかりませんか。
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メトロノームに合わせているはずなのに、なぜかズレる
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一人で弾くとそれなりなのに、誰かと合わせると噛み合わない
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録音を聴くと「思ってたのと違う…」とガッカリする
私もまさにこの状態でした。
そしてある日、先生に一言こう言われたのです。
「それ、リズムの癖だね」
今回は、音楽初心者が必ずと言っていいほど持っている
**「リズムの癖を見つける方法」**について、
私自身の失敗談を交えながら、できるだけわかりやすくお話しします。
目次
リズムの癖とは?初心者ほど気づきにくい落とし穴
リズムの癖とは、簡単に言うと
無意識のうちに毎回同じズレ方をしてしまうことです。
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いつも少しだけ早くなる
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大事なところで遅れがち
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簡単な部分は安定するのに、難しくなると走る
怖いのは、本人はかなり真面目に弾いている点です。
実は私、学生時代「リズム感いいね」と言われて
完全に調子に乗っていました。
ところが初めてバンド練習に参加したとき、
ドラムの人から真顔でこう言われました。
「ごめん、ずっと前に行ってる」
頭の中は「え?俺が?」で大混乱。
この瞬間、自分のリズムの癖と初対面しました。
方法① 録音して聴く|一番残酷で一番効果的
リズムの癖を見つける一番確実な方法は、
自分の演奏を録音して聴くことです。
これは正直、勇気がいります。
私は初めて録音を聴いたとき、思わずスマホを伏せました。
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思ったよりノリが悪い
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変なところで焦っている
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自分が想像していた演奏と別人
でも、ここが大事なポイントです。
演奏中の自分の感覚は、ほぼ信用できません。
録音して聴くと、
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いつも同じ場所でズレている
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テンポが徐々に速くなっている
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止めたつもりが止めきれていない
など、癖がハッキリ見えてきます。
方法② 手拍子だけで試す|楽器を持たない勇気
次におすすめなのが、手拍子だけでリズムを取ることです。
私も最初は「地味すぎるだろ」と思いました。
しかし、これが意外と効きます。
楽器を持つと、
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指
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音
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フレーズ
に気を取られますが、手拍子はごまかしがききません。
実際やってみると、
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一定の間隔で叩いているつもりがズレる
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途中で早くなって息切れする
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無意識に強弱が偏る
など、癖が丸裸になります。
私は5分で汗をかき、
「俺、こんなに落ち着きないの?」とショックを受けました。
方法③ 人と一緒に演奏する|癖は一人では見えない
リズムの癖は、誰かと一緒に演奏すると一気に浮き彫りになります。
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相手が安定していると、自分のズレが目立つ
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合わせているつもりが、実は引っ張っている
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「合ってるつもり」が通用しない
私の場合、ベースの友人が
「なんか毎回サビで追い越される」と言ってくれました。
この「毎回」という言葉が重要です。
つまり、癖は再現性があるのです。
リズムの癖は悪者じゃない|直せば武器になる
ここで大事なことを一つ。
リズムの癖=ダメな演奏ではありません。
むしろ、癖があるということは
自分なりのリズム感が育ち始めている証拠です。
問題は、
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気づいていないこと
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コントロールできないこと
気づいてしまえば、あとは練習で整えるだけです。
私は癖を自覚してから、
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テンポを遅くして練習
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録音を習慣化
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合わせる意識を強化
しただけで、驚くほど演奏が安定しました。
まとめ|まずは「知る」ことが上達の第一歩
リズムの癖を見つける方法をまとめます。
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録音して客観的に聴く
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手拍子でごまかしをなくす
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人と合わせて反応を見る
そして何より大切なのは、
「自分には癖がある前提」で向き合うことです。
私自身、癖に気づくまで遠回りしました。
でも今では、あのズレまくっていた時期も良い思い出です。
あなたの演奏が安定しない原因は、
才能ではなく、ただの「癖」かもしれません。
ぜひ一度、勇気を出して自分の演奏を聴いてみてください。
そこから、音楽はもっと楽しくなります。

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