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【初心者向け】ストロークの基本をゼロから解説|演奏が一気に楽しくなる弾き方入門講座
楽器を始めたばかりの方が、最初につまずきやすいポイントのひとつが「ストローク」です。ギターやウクレレなど、弦楽器を実際に演奏するうえで避けて通れないこの動きですが、教本を読んでもイマイチしっくりこない、動画を見ても真似できない、そんな経験はありませんか。
この記事では、音楽を実際に演奏する初心者の方へ向けて「ストロークの基本」を、できるだけ難しい言葉を使わずに解説していきます。筆者自身の失敗談や笑えるエピソードも交えながら、「あ、そういうことだったのか」と腑に落ちる内容を目指します。
これから楽器を始める方も、始めたけれどストロークが原因で挫折しかけている方も、ぜひ最後まで読んでみてください。
ストロークとは何かを超シンプルに説明します
まず最初に、「ストロークって結局なに?」というところからお話しします。
ストロークとは、弦を上下にジャラッとかき鳴らす動きのことです。とても単純に言えば、「腕や手首を使って弦に当てる動き」そのものです。
ですが、初心者の頃はこの「上下に当てるだけ」がなぜか難しく感じます。筆者も最初は、「なんか音がバラバラ」「リズムが合わない」「右手が言うことを聞かない」と三重苦でした。
教本には「ダウン」「アップ」と書いてありますが、その言葉だけを見ると急に難しそうに感じてしまいますよね。でも安心してください。ストロークは理屈よりも、まず「感覚」をつかむことが大切です。
【体験談】最初のストロークは事故音の連続でした
ここで、筆者が初めてストロークに挑戦したときの話をさせてください。
楽器屋さんでギターを買い、意気揚々と家に帰り、教本を開きました。最初のページにはこう書いてありました。
「まずはストロークでコードを鳴らしてみましょう」
「よし、簡単そうだ」と思ったのが間違いでした。
いざ弦をジャーンと鳴らした瞬間、「ベシャッ」という、音楽とは程遠い音が鳴り響きました。猫が驚いて逃げ、家族からは「今の何?」という冷たい視線。心が折れる音も同時に聞こえた気がします。
原因は単純でした。力を入れすぎて、腕ごと振り下ろしていたのです。初心者あるあるですが、「ちゃんと音を出そう」と思うほど、力みがちになります。
この経験から学んだのは、ストロークは力ではなく動きだということでした。
初心者がやりがちなストロークの勘違い
ここでは、初心者の方がよくやってしまうストロークの勘違いを整理してみます。
① 強く弾かないと音が出ないと思っている
実は、軽く当てるだけでもちゃんと音は出ます。強く弾くと音は大きくなりますが、最初から必要以上に力を入れると、音が荒れてしまいます。
② 腕全体を大きく振らなければいけないと思っている
これもよくある勘違いです。肩から腕を振り回す必要はありません。動かすのは主に手首で、腕は添える程度で大丈夫です。
③ きれいに全部の弦を当てないといけないと思っている
最初から完璧を目指す必要はありません。むしろ、少し雑でもリズムに乗れている方が「音楽っぽく」聞こえます。
ストロークの基本動作を分解して考えます
では、ストロークの基本動作を、できるだけわかりやすく分解してみましょう。
下に動かすストローク
弦の上から下へ向かって、軽くなでるように当てます。このとき、「弦を削る」イメージではなく、「弦に触れて通り過ぎる」イメージを持つと力が抜けます。
上に動かすストローク
下から上へ戻す動きです。初心者の方は、この動きがぎこちなくなりがちですが、最初は音が小さくても問題ありません。
筆者も最初は、上に動かすときだけ音が消えて、「あれ?さっき音あったよね?」と不安になりました。でもこれは誰でも通る道です。
【体験談】リズムを数えながら混乱した話
ストロークを練習していると、次に出てくるのが「リズムを数える」という壁です。
「いち、に、さん、し」と数えながら弾こうとした筆者は、途中で数えることに集中しすぎて、手が止まりました。
結果、「いち、に……あれ?」となり、演奏中断。これを何度も繰り返しました。
このとき気づいたのは、最初から全部を同時にやろうとしないということです。ストロークは、まず動きを体に覚えさせることが大切です。
初心者におすすめのストローク練習方法
ここからは、初心者の方に特におすすめしたい練習方法をご紹介します。
① 音を出さずに動きだけ練習する
楽器を持ったまま、弦に触れずに上下に動かすだけでも十分な練習になります。テレビを見ながらでもできます。
② ゆっくり一定の速さで動かす
速く弾こうとせず、一定の速さで動かすことを意識してください。ゆっくりでも安定していれば、それが正解です。
③ 好きな曲に合わせて動かす
音を出さなくても構いません。好きな曲を流しながら、リズムに合わせて手を動かすだけで、ストロークの感覚は少しずつ身についていきます。
ストロークができると演奏が一気に楽しくなる理由
ストロークが安定してくると、演奏の楽しさは一気に変わります。
コードが多少間違っていても、リズムが合っていると「それっぽく」聞こえます。これは初心者にとって大きな成功体験です。
筆者も、ストロークが安定してきた頃に初めて「自分、楽器弾いてるな」と実感できました。その瞬間、練習が苦行から楽しみに変わったのです。
完璧を目指さず、音楽を楽しむことが大切です
最後に、初心者の方へ一番伝えたいことがあります。
ストロークは、最初からきれいにできなくて当たり前です。音がバラついても、リズムがズレても、それは「成長途中の音」です。
筆者自身、今振り返ると恥ずかしくなるような音をたくさん出してきました。でも、その一つひとつが今につながっています。
どうか、「うまく弾けない自分」を責めずに、「音を出している自分」を褒めてあげてください。
まとめ|ストロークは音楽への第一歩です
ストロークの基本は、とてもシンプルです。上下に動かし、リズムを感じる。ただそれだけです。
でも、そのシンプルな動きの中に、音楽の楽しさが詰まっています。
この記事が、あなたの演奏生活の最初の一歩を後押しできたなら、とても嬉しいです。今日もぜひ、気軽にストロークしてみてください。
音楽は、楽しんだ人の勝ちです。

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